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大人の読書感想文☆

『福』に憑かれた男

          ~喜多川泰~



「成幸者」が増える事を期待する

喜多川泰さん、2冊目です


この本も、以前読んだ「運転者」を勧めてくれた方から教えてもらいました


、、、よっぽど僕は地に足が付いていないと言うか

何も見えていなかったのだと思います


そしてまた、この本との出会いにも感謝です。



父親から継いだ「長船堂書店」の店主

松尾秀三に、新米福の神が憑いてからの話し


主人公は自分なのに、どこか客観視出来るのは「福の神」が読者に伝えるように書いてくれてあるからかな?


様々な問題(試練)が、本屋の秀三に降りかかるのですが

それらは全て「福の神」のせいで

(試練)ではなく(試験)なのだと


そこから秀三が、様々な人に出会い

自分の使命を見つけ

そして、「豊かさ」「幸せ」とは何かを伝えてくれる物語。



普段、自分達の中でも


『沢山のブランド品が欲しい』

『カッコいい車に乗りたい』

『大きく立派な家に住みたい』


色々あると思います


それらを手に入れれば幸せになれる


僕も最初はそう思ってました


それは「幸福の基準」を他人との比較の中で造っていて

自分の人生は既に、今まで欲しいものは全て手に入れてきてあったんです


そこに気づけなかったのは

自分の中に「他人との比較」があったんだと

思います


 何かを所有しなくても

心の状態次第で「幸せ」や「豊かさ」は感じられる。



そして、自らの『使命』


この本を読んで、自分の『使命』について深く考えれました


先にも書いたように、ブランド品、車、家、


『何故それが必要なのか』


どうやって手に入れるかではなく

どうして手に入れなければならないのか


それを手に入れて、自分は何をしたいのか


物欲は人それぞれですが

少なくとも僕は節約出来そうです笑


美容師という立場の僕の使命


美容師という仕事を使って、僕は自分の人生で何をするのか


それこそが使命であり、

それを全うする生き方こそが

『成幸者』なんだと理解しました。



こうやって書くのは簡単ですが

実際に、使命を持って生きる生き方には

様々な問題(試練)があるんでしょうね


でも、その試練はきっと「福の神」が自分にも憑いていて

その福の神が僕に与えた(試験)なんだと


今、現在、その試験を受けている最中の方

僕と同じように試験を受ける準備を始めた方


きっと参考になる本だと思います★



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